こんにちは。
投資1年目の教科書の事務局スタッフです。
本書の第1章「投資1年目から投資家マインドを身につけるための6箇条」の、
フォローアップ(補助)記事の続きになります。
今回で第1章は最後です。
お役立ていただければと思います。
1-6 投資の勉強には終わりがないことを知っておこう
投資は、勝ち負けを繰り返し、
トータルで利益になるように臨むものです。
以前の記事でもお伝えしたように、
100%の必勝法はありません。
プロでも百戦百勝はなく、
連敗が続くことさえあります。
それは、相場を動かすのは基本的に「人」だからです。
企業の資金を使って、
相場を短期的に動かすことができるような
大きな額で投資をする機関投資家であっても、
そこには最終的な判断を下す「人」がいます。
感情のある「人間」が相手なので、
必ず勝てる方法があるというのは
ありえない話ですよね。
このような投資の世界で生き抜くには、
柔軟であることが必要になります。
状況によって相手の出方は変わるので、
それに対応する必要があるのです。
勝率は高まっても
場合によっては1度の大損で
再起不能になることも起こり得る投資の世界で、
プロは状況に応じて新しい方法を試します。
つまり、投資家の学びに
終わりはないということです。
投資家として利益を上げていくためには、調子に乗ることは禁物です。自分は投資家としてはどこまでいっても不完全であり、いつでも損失をする可能性があるという心構えを持って、常に学び続けることが肝心です。
この謙虚さこそが、
結果的に投資家としての自信を作り上げます。
投資を学ぶことは、世界を知ること。
相場は、世界と繋がっています。
世の中の出来事、時代の移り変わり、
お金の流れ、政治、人間、
すべて切っても切り離せないものです。
このような相場で投資を学ぶということは、
これらのものを学ぶということでもあります。
今まで関心がなかった海外の政治情報にも、
様々なニュースにも、
関心を持てるようになります。
そして、教養は蓄積されていきます。
世界を知ることで、投資は上達する。
その教養が、
ダイレクトに自身の利益につながった時、
投資の勉強の醍醐味を実感するでしょう。
投資の勉強を正しく続けている限り、その日は必ずやってきます。