こんにちは。
投資1年目の教科書の事務局スタッフです。
本書第2章「投資1年目から「安定投資家」になるための5箇条」の、
フォローアップ(補助)記事の続きになります。
お役立ていただければと思います。
2-2 インベストメントではなくトレードをしよう
インベストメントとトレード。
この2つの言葉の違いはご存知でしょうか。
「投資」という言葉を聞くと、
インベストメントとトレードの
両方を含んだ広い意味を
思い浮かべる日本人は多いようです。
ですが、
インベストメントとトレードは
違う意味を持ちます。
インベストメントもトレードも「同じようなもの」と考えている投資家がいますが、この2つは異なるものです。
「勝ち方」がまったく異なるのです。
トレードでは、ルールを作れる。
トレードは「投機」と呼ばれることもあります。
そして投機=ギャンブルだと思い込んでいる人が
いるようですが、それは間違いです。
トレードではルールを作ることができます。
安定して稼げる投資家というのは、
再現性のあるトレードルールを確立するために
試行錯誤し、技術を磨いてきた人です。
トレードルールというのは
・いつ買うか
・どのようになったら買うか
・いつ売るか
・どのようになったら売るか
と決める売買のルールで、
一流のプロのトレードルールは
利益を生み出すビジネスモデルのようなものです。
インベストメントでは、
チャートを見ずに銘柄を決める
投資家もいますが、
トレードにおいて
チャートを見ないということは
ありません。
インベストメントとは異なり、
トレードでは企業などの「価値」ではなく、
現在の価格とこれまでの過去の動き、
つまり「値動き」そのものが大切だからです。
投資1年目で学ぶべきことは、トレード。
トレードには、
天才的なひらめきは必要ありません。
「未来予測」ではないからです。
トレードは技術的なものであり、
技術だからこそ、
努力と経験を積めば、
誰にでもできるようになります。
つまりトレードとは、
「民主的な」収入源候補なのです。
勝ち負けを繰り返しながら、堅実に勝てるルールというものは、必ず作り上げることができます。それが、トレードを行い、技術を磨き続けることの大きなメリットです。
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