こんにちは。
投資1年目の教科書の事務局スタッフです。
本書第2章「投資1年目から「安定投資家」になるための5箇条」の、
フォローアップ(補助)記事の続きになります。
お役立ていただければと思います。
2-4 チャート分析でトレードエッジを発見しよう
チャートとは、
株価や通貨の「値動きの推移」を
グラフ化したものです。
チャートを分析できるようになると、
以下のようなメリットがあります。
・他人からの情報に惑わされずに自分の意思で勝てる投資ができるようになる。
・何度も繰り返し投資チャンス(トレードエッジ)を発見できるようになる。
・パソコンやスマホの向こう側にいる投資家心理が理解できるようになる。
・投資をルール化することができ、感情で右往左往しにくくなる。
・しっかりと確かな投資方針を確立できるようになる。
チャートでは、
「ローソク足」という記号が使われます。
このローソク足には、
「陽線(ようせん)」と
「陰線(いんせん)」の
2つの種類があります。
陽線は、価格がどのように上がったか
陰線は、価格がどのように下がったかを
始値(はじめね)、終値(おわりね)、
高値(たかね)、安値(やすね)
という4つの価格から成る記号で表しています。
ローソク足の詳細は、別の記事になります。
チャートは、
そのローソク足を時系列に並べ、
値動きの推移をグラフ化したものです。
トレードは予想するものではなく
値動きの推移を示すチャートを分析し、
「現在の状況」を正しく「把握」することです。
このように、チャートという
過去の値動きの記録を見て、
これから上がるのか、下がるのかを
判断している投資家は
世界中に数えきれないほどいます。
これは個人投資家だけでなく、
機関投資家など大量の資金を運用する
プロ中のプロであっても同じです。
つまり、
世界中の人の「チャート分析」の結果が
価格に反映されるということです。
チャートを見ている投資家たちの人間心理の集合が価格を決めるということなのです。
このことこそがチャートを重要にしている要因であり、チャートを見ることに意義があることの根拠なのです。
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