こんにちは。
投資1年目の教科書の事務局スタッフです。
第4章
「投資1年目から大損しないための8箇条」
フォローアップ(補助)記事の続きになります。
お役立ていただければと思います。
4-6 取引画面の見方と注文方法を理解しておこう
株式投資やFXトレードをする場合、当た
り前ですが、口座を開設する必要がありま
す。
株式であれば証券会社、FXであればFX
会社で口座を開設をしますが、銀行の口座
を開設する時のように、身分証明書やマイ
ナンバーカードの情報を登録する必要があ
ります。
証券会社やFX会社はインターネットで検
索をすれば沢山見つかりますが、選ぶポイ
ントは基本的に3つあります。
取引会社を選ぶポイント
1.取引手数料
取引手数料は大事なポイントです。短期で
の売買をメインで行なう方は、取引回数が
多くなりますので、特に取引手数料の低さ
は重視する必要があります。
取引手数料の差は、トータルで考えると大
きなコストとなりますので、気を付けまし
ょう。
ちなみに日本のFX会社であれば、「手数
料」はないものが多いのですが、そのかわ
りに「スプレッド」という手数料の代わり
になるようなものがあります。
スプレッドは狭いほうが手数料は低いとい
う認識で良いので、スプレッドの狭い口座
を探すというのも1つの基準になります。
2.取引ツール
多くの取引会社が、様々な取引ツールを用
意しています。独自のツールを扱っている
会社もありますし、多くの会社で共通して
使えるツールに対応している会社もありま
すので、
自身に合ったツールに対応している会社を
選ぶのも1つのポイントになります。
3.取扱商品の豊富さ
国内の上場企業だけでなく、外国株(これ
にも様々な国があります)、投資信託など
を取り扱っている会社があります。
先ほど株式は証券会社でFXはFX会社と
書きましたが、両方とも取り扱っている会
社もあります。
様々な金融商品で取引をしたい場合、同じ
会社であれば管理は楽になりますので、取
扱商品のラインナップも選ぶポイントにな
ります。
口座を開設して自分で比較しよう。
インターネットで下調べをして口座を選ぶ
ことも大事ですが、例えば取引ツールなど
取引に関するシステムに関しては自身の好
みもありますので、
自身で様々な口座を開設して比較検討する
のがおすすめです。
サポートの質を比べることも大事です。
口座開設から取引までの大まかな流れ
口座開設の基本的な流れは下記のようにな
ります。
1.ネット証券および証券口座開設の申し
込み画面へ進む
2.必要事項を記載して申し込みをする
3.口座開設の申請書が届く
4.マイナンバー等の個人情報を同封して
申込書を返送
5.口座開設完了の通知書が届く
6.通知書に記載の口座番号やIDパスワー
ドなどを使用して自身の会員ページに
ログインする
7.自身の銀行口座から投資用の資金を入
金する
8.証券会社(FX会社)に入金した自身
の投資用資金を使って取引をする
取引の基本的な仕方や注意点は同じですが
取引画面は証券会社によって異なりますの
で、実際の取引の方法に関しては、遠慮せ
ずにコールセンターに電話をしてやり方を
聞くのがベストです。
注文のやり方
売買の注文を出す方法は複数ありますが、
基本的には「指値注文」と「成行注文」の
2種類です。
・成行注文
価格を指定しない注文方法です。
買い注文であれば、その時点で出ている最
も低い価格の売り注文に対応して注文が成
立し、売り注文であれば、最も高い価格の
買い注文に対応して、注文が成立します。
例)
成行注文をした時点で…
株価:300円
最も安い売り注文:301円
最も高い買い注文:299円
→買い注文を出すと、301円で約定
→売り注文を出すと、299円で約定
約定はできても、相場の状況や証券会社の
システムの都合により、自身が注文したい
金額とズレが生じることはあります。
相場が突然大きく動いた場合は思いもよら
ない価格で約定することもありますので、
その点が成行注文の注意点です。
・指値注文
指値注文には、「指値注文」と「逆指値注
文」の2種類があります。
両方とも、売買を実行する価格を指定して
注文ができるものです。簡単に言うと、
「予約システム」のようなものです。
あらかじめ注文を入れておけば、自動的に
約定(決済)がされます。
このようなシステムなので、自身が注文し
た価格にならなければ約定しないことはあ
ります。
指値注文は、「今よりも安い価格になった
ら買う」「今よりも高い価格になったら売
る」ということができる注文方法です。現
在よりも有利な価格で売買することができ
ます。
逆指値注文は、「今よりも高い価格になっ
たら買う」「今よりも低い価格になったら
売る」ということができる注文方法です。
高値ブレイクなど、上昇トレンドに乗りた
い時にエントリーするのに使ったり、予め
損切りする価格を設定しておくのにも使え
ます。
※「ここで買い」の部分が「成行注文」です。
取引方法は必ず把握しよう
自身の使う口座、取引方法に関しては必ず
しっかりと把握しておく必要があります。
取引画面に関しても、コールセンターに電
話して方法を聞くとよいでしょう。
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