こんにちは。
投資1年目の教科書の事務局スタッフです。
第4章
「投資1年目から大損しないための8箇条」
フォローアップ(補助)記事の続きになります。
今回で第4章は最後です。
お役立ていただければと思います。
4-8 取引記録を付けよう
堅実に利益を上げる投資をするには、「ト
レード」という方法がおすすめです。
トレードでは、優位性の高い場面、つまり
「トレードエッジ」で売買することがポイ
ントですが、
自身にとって本当に優位性のある場面でト
レードをするには、それがどこなのかを把
握する必要があります。
そのためには、「自分だけの取引記録」を
つけることがとても重要になります。
勝ち組投資家の取引記録
「いくら儲かった」「いくら損をした」、
「何の銘柄を買った」などの記録ももちろ
ん大事ですが、これだけでは「自分にとっ
てのトレードエッジ」を見つけることは困
難です。
自分にとってのトレードエッジを見つけて
安定して稼げる投資家になるためには、下
記のような項目を記録することをおすすめ
します。
■1回の取引ごとに記録するもの
・銘柄名(通貨ペア等)
・買/売
・株数(ロット数)
・注文した日付
・注文した曜日
・注文した時間
・注文した価格
・注文した理由
・決済した日付
・決済した曜日
・決済した時間
・決済した価格
・決済した理由
■記録から算出するもの
・1回ごとの利益や損失
・勝率(勝ち回数÷全取引回数)
・負け率(負け回数÷全取引回数)
・平均利益(総利益÷勝ち回数)
・平均損失(総損失÷負け回数)
・リスクリワード比率(平均利益÷平均損失)※リスクリワード比率とは、損小利大を達成するための数値で、1以上だったら損小利大で、1より小さければ損大利小とわかる。
エクセルなどが得意な方は、自動計算で算
出できるようにすると効率が格段に上がる
でしょう。
このような取引記録を続けていると、自身
のトレードを客観的に判断できるようにな
り、ビジネスのような収益目標を作ること
も可能になります。
また、深い分析も可能になります。たとえ
ば買いエントリーのほうが儲かりやすい、
売りエントリーのほうが儲かりやすい、○
曜日は損しやすい、この時間帯はいつも損
している…など、記録をつければつけるほ
ど一目瞭然になります。
そうすることにより、損をする時には取引
を控えるなどして、より勝率があがる、あ
なただけのトレードエッジを見つけること
が可能になります。
このように、取引記録を継続して付けることには、利益に直接的に関わる大きなメリットがあるのです。
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